埼玉県久喜市
【埼玉県久喜市DATA】2015年
- 面 積 : 25.35㎢
- 人 口 密 度 : 6,090人/㎢
- 人 口 : 154,396人
- 世 帯 数 : 62,992世帯
- 人口増加率 : 99.61%(20014-15年)99.67%(2013-14年)101.09%(2012-13年)
- 高 齢 化 率 : 25.97%(65歳以上)10.45%(75歳以上)
- 鉄 道 道 路 : JR東北本(宇都宮)線・東武伊勢崎線・日光線
東北自動車道・首都圏中央連絡自動車道
◇ハクレンのジャンプ◇
全国で唯一のハクレンの自然産卵場所です。毎年6月から7月にかけて利根川の下流から産卵水域の栗橋地先に集まって待機します。かなりの数のハクレンが一個所に集まるため、ダイナミックなハクレンのジャンプが見られます。ハクレンは、中国大陸が原産のコイ科の淡水魚です。古来、中国では、ハクレン、コクレン、ソウギョ、アオウオの四種を 「四大家魚」と呼び、食用として養殖が行なわれていました。毎年6月から7月の産卵期に、数十匹単位の大ジャンプが、1日数回から多いときは数十回見られます。
また、ジャンプは一日中見られるのではなく、数匹から数十匹が瞬間的に連続ジャンプします。それが一日に一回であったり、数回見られるときもあります。数十尾のハクレンが連続で一斉に飛び跳ねる光景は、ダイナミックそのものです。しかし、なぜジャンプするのかはなぞに包まれています。ハクレンは小心的で臆病な魚なので、杭にぶつかった反動であるとか、物音や振動などに驚いて跳ねるのではないかとか、また、最初に驚いてジャンプしたハクレンにつられ、他のハクレンもジャンプするらしいともいわれていますが、詳しいことはまだよく分かっていません。
なお、久喜市栗橋観光協会のホームページで、6月上旬から主な生息地の霞ヶ浦に帰るまでハクレンの観測状況を随時記録・公表しています。
久喜市は、JR東北本(宇都宮)線の久喜、東鷲宮、栗橋の3駅と、東武伊勢崎線鷲宮駅、東武日光線南栗橋駅があります。久喜駅は、東武伊勢崎線、栗橋は、東武日光線との交差駅になります。道路についても、東北自動車道の久喜IC、首都圏中央連絡自動車道の白岡菖蒲ICがあり、交通網は、電車、自動車ともに充実してます。